庄原の春

4月5日、庄原にある国営備北丘陵公園へ写生に行きました。
例年、岡山水彩クラブとして春に一泊スケッチ旅行を企画していましたが、
今年は日帰りバス旅です。
大型バスに乗り岡山駅から2時間半、沿道の桜や桃、こぶしの花を楽しみながら
丘陵公園着。チューリップはこれからと言う感じでしたが、水仙の丘には
何種類もの水仙が咲きそろい見応えがありました。
ほとんどの方は「ひばの里」にある、わらぶきの古民家を描いていました。
園内が広大で参加者も多く、私は現地で描けなかったので、写真から
起こしました。5Fサイズに収まるよう杉を移動。せんだんの木も右に
移しました。中央に咲いているのは桃の花です。全体に薄い緑を使い
春らしい雰囲気にしました。

  

 

アネモネと水仙

庭のアネモネが次々と花茎を伸ばしては咲き競っています。
白いアネモネと遅咲きの八重の水仙を組み合わせて描きました。
水仙もほのかなクリーム色なので、全体に落ち着いた色調です。                                    4Fサイズの小品ですが、動きのある画面を心がけました。

  

こぶしの花と桜

4月2日に岡山市西大寺緑花公園で写生会を
行いました。このところ、立て続けの写生会ですが
日によって極端に冷え込む日が多く、この日も
冷たい風が強く吹いて、我慢の写生になりました。
こぶしや桃、レンギョウ、雪柳の花が美しく
何を主役にするべきか迷いましたが、こぶしと
桜(桜は離れた所に咲いていました。笑)の取り合わせ
に決めました。手前の桂の木を大きく入れて遠近感を
出しました。
ほぼ現場で仕上げたので新鮮な色使いになったと
思います。サイズは5Fです。

渓流雨後

今日から東京の国立新美術館で第78回創元展が始まります。
私も何とか出品できました。もう16回目になったので自分でも
ビックリです。
今回の題名は「渓流雨後」です。昨年、取材した奥入瀬の
イメージで、雨のために水かさが増して勢いよく流れる渓流を
描きました。
80Fサイズで画紙は土佐麻紙を使いました。

  

桜とポピー

先週、3月29日に今年2回目の写生会を岡山市下石井公園で行いました。
春の日差しをいっぱい受けて、気持ちの良い一日になりました。
公園の一隅にある大きな築山にはソメイヨシノの他シダレザクラ、レンギョウ等の
花木そしてポピー、パンジーやキンセンカの草花が植えられています。
咲き始めた桜の前にポピーをアップで配置、春らしい色合いにしました。
後ろのビルも桜の繊細な姿を浮き上がらせるのに役に立ちました。
サイズは5号Fより少し小さめです。

  

消し炭壺にミモザ

近所のお庭に咲いていたミモザも大分、色あせて
桜の開花を耳にするようになりました。
珍しく青空市に名残りのミモザが出ていたので
買い求めました。
ミモザだけでは焦点が無いので、ずっしりと重い
消し炭壺と組み合わせました。
大きさは5号Fサイズです。

      

 

 

池の畔の桜

今年、最初の写生会を先週の金曜日に行いました。
あいにく北風が強く寒い一日になりました。場所は総社市の
清音ふるさとふれあい広場の池の畔です。
桜は全く咲いておらず花桃や水仙がきれいでした。下の絵は
デモンストレーションとして現場で描いた後に、少し加筆して
仕上げたものです。桜を植えて(笑)春らしく爽やかな雰囲気を
出しました。サイズは、ほぼ4Fの 33×24cmです。

   

 

三本足の花器に菜の花

レッスンの時、生徒さんが三本足の青いガラスの花器を
持ってきてくれました。菜の花を挿して私も一緒に描いてみました。
薄いピンク色はスイートピーです。菜の花の黄色も淡くして
花器の青と喧嘩をしないようにまとめました。
サイズは、4Fより少し小さい32×24cmです。

  

斑入りの椿

4年ほど前に小さな苗を購入し、庭の隅に植えた椿が花をつけました。
薄いピンクの地に赤い斑が入って華やかです。
同じ木の隣の枝には赤い花が咲いています。
椿では時々、見かけることですが、楽しみが増えた気分です。
今回は斑入りの花だけで構成してみました。2号Fサイズの小品です。