岡山県営グラウンド、初夏

21日に今シーズン最後の写生会を岡山県営グラウンドで
行いました。気持ちの良い晴天に恵まれ、新緑から深い緑へと
変わって行く木々を写生しました。
下の絵は現場でデモのため描いたものです。実際は橋から
こちらへ池が丸く広がっていますが、水面を小さくして橋の
左にあるラクウショウの高木と右手前の横にかしいだ桜の木、
そして橋の3つをシンプルに配置しました。5Fサイズです。

 

アムス一日講座のお知らせ

6月8日土曜日に岡山市丸の内のアムスにおいて一日講座を
開催します。今年のテーマは「写真から起こす渓流の絵」です。
下の絵は先日の創元会岡山支部展に出品した「細流の春」ですが、
写真から起こした20Fの作品です。
風景画は現場で描く事が難しい場合も多く、また少し大きな
作品は写真から起こす方が都合が良いものです。
ただいま、あちこちの渓流を訪ねて、良い写真を撮りためています。
興味のある方は気楽に参加して下さい。
お問い合わせはアムスまでお願いします。
アムス岡山店  TEL 086-225-0001

八塔寺ふるさと村水車小屋

7日の火曜日、岡山県備前市の八塔寺ふるさと村で写生会を
行いました。晴天でしたが、気温が低く風も強くて寒い一日に
なりました。
いつも描く大きなわらぶきの民家は今回、パス。道に座って
水車小屋を描きました。ほぼ現場で描き上げたので、新鮮な
色が出せたと思います。
31×22cm、4号より一回り小さいサイズです。

黒川温泉の桜

4月中旬、黒川温泉に行ってきました。
熊本県と大分県の境にある小さな温泉郷です。
最近はアジア圏からの観光客で賑わっています。
標高が800メートル近くあるのでまだ
桜がきれいでした。どこでも絵になるのですが、
道が狭く坂が多いので、河原に降りて描きました。
大きさは3Fです。荷物を少なくするため
厚紙に3Fの画紙をはって7枚持って行きました。
これは、その中の1枚です。

  

 

庄原の春

4月5日、庄原にある国営備北丘陵公園へ写生に行きました。
例年、岡山水彩クラブとして春に一泊スケッチ旅行を企画していましたが、
今年は日帰りバス旅です。
大型バスに乗り岡山駅から2時間半、沿道の桜や桃、こぶしの花を楽しみながら
丘陵公園着。チューリップはこれからと言う感じでしたが、水仙の丘には
何種類もの水仙が咲きそろい見応えがありました。
ほとんどの方は「ひばの里」にある、わらぶきの古民家を描いていました。
園内が広大で参加者も多く、私は現地で描けなかったので、写真から
起こしました。5Fサイズに収まるよう杉を移動。せんだんの木も右に
移しました。中央に咲いているのは桃の花です。全体に薄い緑を使い
春らしい雰囲気にしました。

  

 

こぶしの花と桜

4月2日に岡山市西大寺緑花公園で写生会を
行いました。このところ、立て続けの写生会ですが
日によって極端に冷え込む日が多く、この日も
冷たい風が強く吹いて、我慢の写生になりました。
こぶしや桃、レンギョウ、雪柳の花が美しく
何を主役にするべきか迷いましたが、こぶしと
桜(桜は離れた所に咲いていました。笑)の取り合わせ
に決めました。手前の桂の木を大きく入れて遠近感を
出しました。
ほぼ現場で仕上げたので新鮮な色使いになったと
思います。サイズは5Fです。

渓流雨後

今日から東京の国立新美術館で第78回創元展が始まります。
私も何とか出品できました。もう16回目になったので自分でも
ビックリです。
今回の題名は「渓流雨後」です。昨年、取材した奥入瀬の
イメージで、雨のために水かさが増して勢いよく流れる渓流を
描きました。
80Fサイズで画紙は土佐麻紙を使いました。

  

桜とポピー

先週、3月29日に今年2回目の写生会を岡山市下石井公園で行いました。
春の日差しをいっぱい受けて、気持ちの良い一日になりました。
公園の一隅にある大きな築山にはソメイヨシノの他シダレザクラ、レンギョウ等の
花木そしてポピー、パンジーやキンセンカの草花が植えられています。
咲き始めた桜の前にポピーをアップで配置、春らしい色合いにしました。
後ろのビルも桜の繊細な姿を浮き上がらせるのに役に立ちました。
サイズは5号Fより少し小さめです。