ふるさと村の茅葺き屋根

何度も写生に行った備前市吉永町の

八塔寺ふるさと村の夏の絵です。

20号のパネルに画紙を水張りして

港の絵を描き始めたのですが、どうも

筆が進まず途中止めになっていました。

思い切って水洗いし、ふるさと村の

絵にしました。2日ほどで完成。

描き慣れたモチーフのありがたみを

しみじみ感じました。

立秋を過ぎたので秋海棠

暦の上では早くも立秋、名前の中に

秋の字がある秋海棠がちょうど花を

咲かせました。中国からの帰化植物

らしいですが、すっかり日本に定着。

野生のベゴニアとして独特の趣きを

持っています。ちょっとデザイン的に

描いてみました。4Fサイズです。

ミズバショウの花

「夏が来れば思い出す」は夏の思い出

という歌の出だしですが、尾瀬沼に咲く

ミズバショウの花が印象的です。

実物を見たのは大人になって山歩きを

始めてからです。

雪解けの後に白く可愛い花(苞)が

点々と広がって感激しました。

今回は8Fに少し幻想的に描いてみました。

夏の牧場

蒜山高原の写真を元に10Fの作品を

描きました。

何回も写生に行った蒜山高原ですが、

作品として完成せずに終わっています。

実際の風景にこだわって、広々とした

風景画にしようと考えた事が間違い

だったなと思います。

白樺林を大きく手前に配置。中景に

酪農大学の建物を、普通の酪農家風に

こぢんまりと配置してみました。