黒川温泉の桜

4月中旬、黒川温泉に行ってきました。
熊本県と大分県の境にある小さな温泉郷です。
最近はアジア圏からの観光客で賑わっています。
標高が800メートル近くあるのでまだ
桜がきれいでした。どこでも絵になるのですが、
道が狭く坂が多いので、河原に降りて描きました。
大きさは3Fです。荷物を少なくするため
厚紙に3Fの画紙をはって7枚持って行きました。
これは、その中の1枚です。

  

 

紫陽花

去年から持ち越した「紫陽花」10Fを完成させました。
最初は15Fとして描き始めたのですが、挫折( 泣 )。
創元会岡山支部展に向けて10Fに縮小。おかげで充実した
画面になったと思います。
4月30日より開催される創元展岡山巡回展と同時開催の
岡山支部展に出品します。岡山県天神山文化プラザ2階の
第3室に展示予定です。

  

チューリップと水仙

 庭のチューリップもそろそろ終りそうです。
教室のデモ用の絵を完成させました。
ざっくりした下描きから着彩を始めたので勢いのある画面になりました。
チューリップは、型にはまった絵になりやすいので気をつけたいと思います。

庄原の春

4月5日、庄原にある国営備北丘陵公園へ写生に行きました。
例年、岡山水彩クラブとして春に一泊スケッチ旅行を企画していましたが、
今年は日帰りバス旅です。
大型バスに乗り岡山駅から2時間半、沿道の桜や桃、こぶしの花を楽しみながら
丘陵公園着。チューリップはこれからと言う感じでしたが、水仙の丘には
何種類もの水仙が咲きそろい見応えがありました。
ほとんどの方は「ひばの里」にある、わらぶきの古民家を描いていました。
園内が広大で参加者も多く、私は現地で描けなかったので、写真から
起こしました。5Fサイズに収まるよう杉を移動。せんだんの木も右に
移しました。中央に咲いているのは桃の花です。全体に薄い緑を使い
春らしい雰囲気にしました。

  

 

アネモネと水仙

庭のアネモネが次々と花茎を伸ばしては咲き競っています。
白いアネモネと遅咲きの八重の水仙を組み合わせて描きました。
水仙もほのかなクリーム色なので、全体に落ち着いた色調です。                                    4Fサイズの小品ですが、動きのある画面を心がけました。

  

こぶしの花と桜

4月2日に岡山市西大寺緑花公園で写生会を
行いました。このところ、立て続けの写生会ですが
日によって極端に冷え込む日が多く、この日も
冷たい風が強く吹いて、我慢の写生になりました。
こぶしや桃、レンギョウ、雪柳の花が美しく
何を主役にするべきか迷いましたが、こぶしと
桜(桜は離れた所に咲いていました。笑)の取り合わせ
に決めました。手前の桂の木を大きく入れて遠近感を
出しました。
ほぼ現場で仕上げたので新鮮な色使いになったと
思います。サイズは5Fです。

渓流雨後

今日から東京の国立新美術館で第78回創元展が始まります。
私も何とか出品できました。もう16回目になったので自分でも
ビックリです。
今回の題名は「渓流雨後」です。昨年、取材した奥入瀬の
イメージで、雨のために水かさが増して勢いよく流れる渓流を
描きました。
80Fサイズで画紙は土佐麻紙を使いました。

  

桜とポピー

先週、3月29日に今年2回目の写生会を岡山市下石井公園で行いました。
春の日差しをいっぱい受けて、気持ちの良い一日になりました。
公園の一隅にある大きな築山にはソメイヨシノの他シダレザクラ、レンギョウ等の
花木そしてポピー、パンジーやキンセンカの草花が植えられています。
咲き始めた桜の前にポピーをアップで配置、春らしい色合いにしました。
後ろのビルも桜の繊細な姿を浮き上がらせるのに役に立ちました。
サイズは5号Fより少し小さめです。